消臭剤/脱臭剤マイクロゲル    

自動車塗装の臭気対策

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圧倒的な収集能力とカスタマイズ 消臭剤マイクロゲルの納入実例

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■ 導入事例:自動車塗装の臭気対策

 

消臭剤マイクロゲルのユーザーのうち、比較的多いのが有機溶剤臭対策です。多くは塗装工場であり、メインは自動車産業となります。車体からナンバー、ドアミラ、ホイールまで様々な部品工場の塗装ブースからの有機溶剤臭排気対策にマイクロゲルが使われております。


塗装ブース


200kg入ポリドラム缶


消臭剤スプレー脱臭装置

本工場では、工場に隣接する地域にマンションが建設され、住居が始まると同時に悪臭苦情が発生し、数年間は活性炭や他メーカーのマスキング消臭剤などを使用しておりましたが、いっこうに改善されなかったため、行政が指導するようになりました。

行政の強い勧めで弊社の臭気対策アセスメントを実施した結果、蓄熱式燃焼脱臭装置、活性炭脱臭装置などを併用した抜本的な消臭対策が必要との見解となりました。

総額3億円を超える対策を実施した結果、住民苦情はようやく収まりましたが、のしかかるランニングコストの削減に弊社も一緒に取り組んでおります。

小風量の高濃度排気には蓄熱式燃焼脱臭装置が設置されましたが、問題は排気風量が10,000m3/minを超えるブース内の排気臭対策。こちらには消臭剤マイクロゲルを用いた脱臭対策が導入されております。
こちらもコスト削減のため、風向制御、時間制御、設備制御の三重制御が導入されており、悪臭苦情が発生するおそれがあるときだけ消臭剤を使用するというシステムで、年間コストを1/5程度に抑えながら消臭剤が使用されております。

本設備は屋上における排気ダクト内と、塗装ブース裏の排気ダクトの2箇所に設置されており、消臭剤マイクロゲルの反応効率を高める工夫によって高い脱臭効率を上げております。

脱臭効果>>

導入ライン
導入前臭気濃度
導入後臭気濃度
脱臭効率
 自動塗装ブース@
2000
400
80.0%
 ハンド塗装ブース
2300
500
78.2%
 自動塗装ブースA
1600
320
80.0%
 電着塗装ブース
1600
320
80.0%
 焼き付け乾燥炉
1600
40
75.0%

                         ※臭気測定は悪臭防止法に定める三点比較式臭袋法にて実施


塗装ブース裏噴霧ユニット


現場での臭気採取風景


無料デモテスト風景


消臭剤マイクロゲルの代表的な使用例
基本的にはあらゆる臭気に対応可能ですが、他の技術に比べて特に優位性がある下記の業界で導入がより進んでいます。

養鶏・養豚場
鶏舎・豚舎・コンポストなど場内より悪臭を発生する臭気成分のほとんどに対応可能

塗装工場
塗装ブースの有機溶剤臭・乾燥炉排気臭にも有効。確実な設計で臭気苦情を食い止めます。

堆肥化施設
食品残渣・活性汚泥・鶏糞を問わず、堆肥化工程で発生する腐敗臭・発酵臭をしっかりと消臭

鋳造
アンモニア・フェノール・アルデヒド類を含むあの不快な臭気を一発で消臭可能です。

石油化学
硫黄系の石油由来臭気もマイクロゲルは高効率で捕捉・消臭します。

生ゴミ破砕・リサイクル・ RPF・RDF工場
ゴミの腐敗が原因で発生する腐敗臭を消臭

ゴム・タイヤ製品
生産量トップの製品。ゴム臭に対し、強力に消臭効果を発揮。混練り工程・加硫工程のどちらでも対応可能

食品工場
ニンニク加工臭・原料製造工程・スープ製造工程

消臭剤マイクロゲル ラインナップ

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