安全性について
消臭剤マイクロゲルの安全性についての情報を公開しております。
BOD、COD、pHについて
排水基準に使用されるBOD(生物化学的酸素要求量)、COD(化学的酸素要求量)、pHについて、代表的な型番の分析結果です。
第三者によるヒト健康リスク評価
消臭剤マイクロゲルC-TKについて、ヒト健康リスク評価を行った第三者評価の抜粋です。
型番により消臭主成分や添加物が異なるため、全ての型番においてこの限りではありませんのでご注意ください。
- マイクロゲルC-TKの有害性は、急性毒性、皮膚・眼刺激性、変異原性、亜急性・亜慢性・慢性毒性ともに非常に低く、さらに生体関係の毒性も低かった。
- マイクロゲルC-TKを使用した場合、消臭剤本体の年間平均濃度は非常に小さく、マイクロゲルC-TKの消臭主成分の耐用摂取量と比較して十分に小さい。またその他の添加物についても特に有害性の高いものは使用されておらず、その添加量が少ないため、ヒト健康リスクは無視できると判断した。
- 消臭剤を使用した場合の臭気成分の濃度分布は、消臭剤に吸着したものも含めて現状と大きな差はなかった。消臭剤を使用した場合においても、年間平均濃度において従来と大きな変化はないため、ヒト健康リスクにおいて従来と大きな変化はないと判断される。
- マイクロゲルC-TKに取り込まれた臭気成分は物理吸着及びイオン結合により結合されているのみで、共有結合によって結合されているわけではない。消臭剤本体は土壌により半減期20日程度で分解されるために、土壌中に蓄積される可能性は低い。
- 消臭剤に取り込まれる臭気成分の量は年間の全排出量の数%に過ぎず、いったん吸着された臭気成分が消臭剤から放出されることによる濃度は大きくないと推定される。